大学生によるマイプロジェクト伴走

マイプロジェクト(通称マイプロ)とは、日本語で「自ら主体的に行う事業」という意味です。ユタラボでは、住んでいる地域や身の回り環境で「もっとこうだったらいいのにな」という想いをカタチにすることをマイプロとして呼んでおり、マイプロに取り組む大学生の伴走支援を行なっています。

POINT

# 専門的な知識と経験を持ったユースワーカーによるサポート

地域活動のノウハウなど、専門的な知識と経験を持った”社会教育士”等の資格を保有した、ユタラボ職員が担当につき、プロジェクトの計画・実施などの伴走を行います。

# 地域団体や企業のロールモデルの紹介

大学生がマイプロジェクトを行うにあたって、すでに取り組みをおこなっている大人や活動の紹介を行います。

EXAMPLE

# 地域の産直市”北仙道きんさい市”のお手伝い

 島根県益田市の農村集落北仙道地区で、2021年から始まった産直市「北仙道きんさい市」。年に3回程度開催されているが、人口約400人の小さな集落ということもあり担い手不足が深刻であり、大学生がチラシづくりや当日の運営の支援をおこなっている。

# “二条ふれあい祭り”の企画・運営

島根県益田市の農村集落 二条地区の空き家を借りて、隣町の大学に通っていた大学生 松川雅美さん。二条地区では、毎年蛍が見える季節に蛍祭りを開催していたが、コロナ禍と担い手不足が相まってお祭りがなくなってしまった。しかし、二条地区の若者たちと松川さんが、住民が無理なくできる楽しめるイベントをやろうと話し合いを重ねて、地元住民が楽しめる”二条ふれあい祭り”をつくりあげた。

# 美術館のハードルを下げるプロジェクト@グラントワ

 島根県立大学地域政策学部の授業の一環で実施されたプロジェクト。島根県益田市にある島根県立石見美術館(通称: グラントワ)から提示された「美術館への来館者数が増える方策を提案してほしい」というミッションに対して、大学生の視点で切り絵を用いたワークショップなどを子どもたちにおこなった。

PHOTO GARALLY